でもさでもさでもさっ!から始まった恋の話

 

松井奏くん、21歳のお誕生日おめでとうございます!♡ 去年の誕生日もしっかりとお祝いしたのに、成人したことにイマイチ実感が持てないまま、もう21歳になってしまうなんて信じられません。奏くんと出逢ったあの時はまだ18歳だったのにな、と思いながら沼落ちの日を振り返りました。

 

2019年の滝沢歌舞伎ZERO。当時関西担の私は「関西のトップ・るたこじ」の亡霊を成仏させるべく申し込み、何故かあの高倍率の中で大千穐楽に当選。Snow Manの顔と名前も一致しないまま、寂しい気持ちを抱えて、一人で演舞場へと足を運びました。どれだけ勉強しても渡辺翔太くんと宮舘涼太くんの顔の区別がつかず(人の顔を覚えるのが苦手マン)、My Friendを見ながら「あ〜〜〜、私が毎回間違える2人が一緒にいる、どっちかめっちゃ回るじゃん凄いな、どっちか分かんないけど、、、、」と頭を悩ませていたら曲が終わりました。ゆり組担に殴られる覚悟はあります。そして迎えた2幕。

「でもさでもさでもさっ!♡  いっちばん大事なのは、このおまるさんに惚れられる〜ってことさぁ♡」

雷が落ちたかのようでした。おまるさんをバックハグする動きのかわいらしさのインパクトも、幼い少女のような顔立ちもさることながら、あの甘くて少し高めの声が耳から離れなかったんです。「女は耳で恋に落ちる」とはよく言ったもので、この日に私は一目惚れしてしまいました。帰ってから「滝沢歌舞伎 でもさでもさでもさ」とTwitterで検索し、それが「松井奏くん」だと知り、当時片手で数えるほどしか無かったISLAND TVを見た時にはもう手遅れ。決別と言いつつスノ担になる覚悟はしていたつもりでしたが、まさか1言のセリフで無所属に落ちて帰ってくるなんて。

 

誰に話してもこの沼落ちは「本気?(笑)」と言われてしまいます。ですよね、鼻垂れてるもん。それに私は「あざとい可愛い男の子」への興味が全くなかったし!今までの自担は考え方や賢さを知ったきっかけにじわじわと時間をかけて好きになっていたし!可愛い男の子に一目惚れなんてあり得ないはずでした。人生狂わせるボーイ・松井奏くん。

でも、奏くんと過ごす毎日は、いい方にどんどん狂っていったというか、変わっていったと思っています。

 

どちらかと言えばマイナスな気持ちが大きなまま向かった滝沢歌舞伎ZEROは、奏くんと出会って忘れられない日になって。

20th SHOCKの会見で、のえ松松がSHOCKから外れることを知った日。見に行けなかった後悔もあったけれど、次に立つのが奏くんだという喜びと楽しみでいっぱいでした。

PARADEでCome On A My Houseのトラジャを楽しみにしていたのに埋もれてしまった時、真隣に花道でキラキラと踊る奏くんがいて、また夢中になって。

2020のクリエが中止になった時とか、配信サマパラ後に現状が変わらないことへの絶望も不安も、ずっと7人が一緒にいて、動画を届けてくれたから楽しくて仕方なくて。

IMPACTorsとしての音楽の方向性と、私が好きになったあの瞬間の奏くんとの違いに悩んだ時もあったけれど、クリエもサマパラもソロでは愛らしい表情を沢山見せてくれて、やっぱり、好きだなぁって思って。

 

こうやって数え出したらキリがないくらい、悲しい気持ちの時は奏くんがいつもキラキラした笑顔で掬い上げて、塗り替えてくれました。

「悲しい顔してるの? でもさでもさでもさっ!♡ こんな景色もあるよ!俺のこと見ててよ!」

そんな風に言ってくれているように私には見えていて、どこまでも手を引っ張っていって欲しいなって思うんです。元気のいい犬のリードを持って、ずんずん引き摺られてるみたいな気持ちにも近いかもしれない(笑)

 

今回のサマパラで奏くんが披露したCAN'T CRY。

どんな気持ちで彼があの曲を選んだのか、真意は分からないけれど、私はこの歌詞で考察をしていました。恋愛の曲としての意味だけでは無くて、アイドルとしての気持ちとリンクしていたりしないかなって。「長い長い夜を越えて あなたを感じる」と聞いた時、クリエC結成から今こうして会えるようになるまで本当に長かったねって思ったりして。「僕はあなたが欲しいよ」と言いながら、最後にカメラへ布を掛けて、会場に隠れてキスをする演出は「お客さんとしての不特定多数のあなた」ではなく、「ただ一人のわたし」に対して、「好きになって欲しい」という想いを表しているんじゃないかな、なんて。ただの想像で深読みに過ぎませんが、私がそう読み取るのは自由ということで許して欲しい(笑)

「愛愛愛から始まって NoNoNoで終わっても かまわないから 今、僕を選んで」

永遠なんてこの世界には存在しないと思っています。それを分かってるのに、ここまでお金も労力もかけることが正しいのか分からなくなる時もあります。いつか終わるかもしれない。だけど、それでも、奏くんを選んで良かったし、選んだことをこの先後悔することもない。心からそう思いました。本当に本当に私にとって特別で大好きな曲でした。梅芸SHOCK、IMPACTorsの結成、帝劇SHOCK、滝沢歌舞伎、クリエ、サマパラ。20歳の奏くんと駆け抜けて、奏くんを見つめていた毎日は本当に幸せでした。

 

奏くんが本当はそんなに明るい性格ではないところが私は好きです。でも、ステージに立つのが楽しくて仕方ない!自然と笑顔になっちゃう!と話してくれるところがすごくすごく好きです。

毎日沢山のことを悩んで、考えるけど、でもコンサートでは笑顔でいられる。私と同じような非日常の瞬間の喜びを、彼も同じ場所で感じている事実を思い出す度、嬉しくて仕方なくなります。

結構落ち込みやすい奏くん。どんな悲しいことも、向かい風もあって欲しくはないけれど、もし、そうなってしまったときには「でもさでもさでもさっ!私がいるよ!」って今度は私が奏くんに届けられたらいいな。私の存在は奏くんにとって、とっても小さいけれど、いつもこうして奏くんが前を向かせてくれたから、同じように恩返ししたい。「泣きそうな時は思い出して ちゃんと俺がいるから ずっとそばにいるから」って会場を抱きしめてくれた奏くんを、私が心の中で強く強く抱きしめ返したことが、伝わっていたらいいな。

奏くんもよく「少しは恩返し出来たかな?」って言ってくれます。私にとっては、私たちと一緒にいる空間を楽しいと思っていてくれて、笑顔を見せてくれることが一番の幸せです。そこにいてくれてるだけで、ずっと恩返しになってるよ。甘やかし過ぎかなぁ。甘やかして?って言われたからいっか。笑

 

21歳の奏くんが立つステージも、どうか彼がいつでも笑顔になれる場所でありますように。どうか私が振る一本の黄色い光が、彼を笑顔に出来る理由でありますように。

21歳のお誕生日おめでとう。

今年もあなたの夢を一緒に叶えられますように!

 

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